2013年2月6日水曜日


こんにちは。
massa&artistsの中木加奈子です。何度かKANAとこのブログ内にも登場してます(笑)

さて、今回はパリ研修という事で、massaに代わってブログ書いてます。久しぶりのUPです…

2013年1月、パリにて、桂由美さん側のスタッフとしてデコレーション装飾を手伝ってきました。
日本でお馴染みの『YUMI KATSURA』ウエディングドレスの印象が強いですが、イブニングドレスもあります。
今回は、そちらがメイン。
日本の伝統的な絞り手法を使った柄や、鶴、傘など和と様のコラボレーション。

今回のデコレーションの最大のポイントは『竹』。
今回は、サポートだったので、竹の調達や、デザインは全て現地スタッフが行っております。
会場内に生花も装飾されましたが、そちらは日本のスタッフの方がデコレーションしております

海外で仕事をする場合、
日本では何の苦労もしないような物が手に入らなかったり、
使いたい道具がなかったりと、
改めて日本の便利さを感じる事があります。

弊社アトリエからもナタ、木槌がパリ入り(笑)


日本で竹と言えば、青々とした竹を想像するかもしれませんが、
こちらでは、長さに制限があったり、完全にドライな状態が多いそうです。実際、かなり調達に苦労した様です。
ショーでは、4mのシックな色に変化した竹を使いました。
ベトナムから来たそう!


前日、トラックに乗せて、会場に竹を運びました。
ヨーロッパの装花のイメージと言えば、たっぷりのボリュームの花で魅せる空間演出が多い中、今回は竹をいかに魅せるか…。
スタイリッシュに、仕上げる為にあえて花を削ぎおとし、日本的な芯の強さをイメージした会場に仕上げていきました。
 こちらに来て、感じた事は固定観念に縛られない事でした。
無い物は無いし、物に対しての捉え方もそれぞれ。
海外からみる日本のイメージも、私たちからは想像出来ないような事もある。
それが面白い。
ショー中に流れていた映像も楽しかった。

セグウェイに乗った芸者。
メリーポピンズのように降ってくる芸者。
カラフル富士山。



着物=和=厳か

でなくてもいい‼‼
自由な発想も楽しい。
そんな事を感じたパリ研修でした。

こちらにいる間に、またUPしようと思っております。

kana


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